教員情報 | |
ササタニ マユミ
SASATANI MAYUMI 笹谷 真由美 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/07 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 着色したベッド柵が認知症高齢患者の動作に与える影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本健康医学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本健康医学会 |
巻・号・頁 | 27(2),137-143頁 |
担当範囲 | 研究計画、データ収集、分析、論文執筆 |
著者・共著者 | 本多 容子 , 田丸 朋子 , 米澤 知恵 , 岩佐 美香 , 笹谷 真由美 , 河原 史倫 |
概要 | 認知症患者の転倒を予防する病室環境を検討する目的で、色彩に着目した。基礎研究で視認性が高いことが確認されたピンク色のベッド柵(着色群)と、通常ベッド柵(通常群)を使用した時の姿勢の違いを、認知症で入院している高齢者10名を被験者として検討した。測定には動画解析システムを用い、歩行時の矢状面と、ベッドへの着座の矢状面と前額面から各関節角度解析を行った。その結果、通常群より着色群の方が、矢状面から測定した歩行時と着座第2相時の、頚部の屈曲角度が有意に小さいことが明らかになった。その他すべての関節角度には有意差はなかった。ベッド柵に着色を施すと、視認性が向上するため、ベッドの位置関係の確認が容易になり、頚部の屈曲角度が小さくなると推測された。 |
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