教員情報
     


  ヤマダ ナオユキ   YAMADA NAOYUKI
  山田 直之
   所属   文学部 教育学科
   職種   助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/02
形態種別 研究紀要
標題 クラウス・リーゼンフーバー 映像インタビューデータ―自己統治に関わる教育原理の基礎資料として―
執筆形態 単著
掲載誌名 教職課程研究
掲載区分国内
出版社・発行元 神戸女子大学教職支援センター
巻・号・頁 (3),17-25頁
概要 ここに紹介するのは、日本におけるヨーロッパ中世思想の紹介に大きな貢献を果たした司祭・哲学者・思想史研究者であるクラウス・リーゼンフーバー (Klaus Riesenhuber, 1938年 - ) の“Missionare im Gespräch: Klaus Riesenhuber SJ in Japan, Jesuitenmission Deutschland” (https://vimeo.com/90518857: 最終閲覧日 2019/11/22、所要時間24:47) の翻訳である。
 『中世思想原典集成』 (平凡社) の編者として名高いリーゼンフーバーは、以下のインタビュー記録の内容から明らかなように、西洋中世の哲学・神学、初期ドイツ観念論と現象学を専門としながら、勤務校であった上智大学内で禅の指導をするなど、日本文化とキリスト教の融合を図ってきた。本映像記録は、以上のような彼の少年時代から現在までの活動を回想したものであり、その動機や意図を探る上で格好の自伝的記録となっている。とくに、日本の教育原理が西洋思想にのみ基づいて成立してきたとみる固定的な見方の相対化が求められる今日、このインタビューに込められたリーゼンフーバーの自己統治のあり方と学問的達成との関係に触れることは、優れて示唆的だといってよい。