教員情報
     


  ムラタ ミチヒト   murata michihito
  村田 路人
   所属   文学部 史学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/04
形態種別 著書
標題 村田路人『日本史リブレット93 近世の淀川治水』
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 山川出版社
総ページ数 106貢
概要 全106頁。近世における淀川治水のあり方を、豊臣政権や江戸幕府の上方治水政策の中に位置づけ、論じたもの。具体的には、寛文期(1660、70年代)、貞享期(1680年代)、元禄期(1690年代)、享保期(1710年代)に、幕府により実施された畿内河川整備事業、貞享期畿内河川整備事業を通して整えられた摂河河川管理制度、17世紀中期に採用された幕府による大河川堤防修復制度である国役普請制度、淀川治水という観点から見た宝永元年(1704)の大和川付替事業、幕府の堤外地(集落から見て堤防より外側の地、すなわち堤防と堤防に挟まれた地)政策などを取り上げ、近世淀川治水史を叙述した。

【関連授業科目:日本史特殊講義】