教員情報
     


  アンドウ セイイチ   ANDO SEIICHI
  安藤 清一
   所属   家政学部 管理栄養士養成課程
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1987/01
形態種別 その他
標題 秋サケのブナ化機構(上・中・下)
執筆形態 共著
掲載誌名 水産の研究
掲載区分国内
巻・号・頁 (26・27・28),90-94,93-96,39-42頁
著者・共著者 安藤清一・羽田野六男
概要 秋サケのブナ化機構と関連させて、筋肉成分の変化、卵巣成分の変化、婚姻色の発現について解説した。秋サケは、雌雄の別、体表の婚姻色の程度により、S、A、B、C、Dの5段階にランク付けされていることを紹介した。秋サケでは、筋肉中の脂質やタンパク質成分が減少し、これらの成分が産卵回遊時のエネルギー源として消費されていることを指摘した。特徴的な卵巣成分として、アスタキサンチンを紹介し、この成分は産卵回遊に伴って、筋肉から移動することを示した。また、筋肉中のカロテノイド色素が、産卵期に血清リポタンパク質を介して体表へ輸送される現象を、婚姻色の発現と定義した。