教員情報 | |
タナカ ヨウコ
Tanaka Yoko 田中 陽子 所属 家政学部 家政学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/10 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 十五年戦争下の衣服論議について
―雑誌『被服』を中心として― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本家庭科教育学会誌 |
巻・号・頁 | 第52巻(3号),184-194頁 |
概要 | 「十五戦争」の時期を対象に主として、陸軍被服本廠内に設置された被服協会から発行された雑誌「被服」において展開した衣服論議について明らかにした。戦時下における衣服論議の内容を明らかにすることは、衣生活に対する戦時的要請を明らかにすることの他に、戦後の日本における衣服史ならびに家庭科教育への影響を探る上でも重要である。「着る」ことが切実な生活課題であった戦時下において、衣服の何を問題とし、どのような方向性をもって解決の道筋を見出そうとしていたのかを探ることは、戦後の洋服と和服がそれぞれ日常着と民族服に位置づけられたことの根拠を解くてがかりとしても注目できる。 |
ISSN | 0836-2666 |
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