教員情報 | |
タナカ ヨウコ
Tanaka Yoko 田中 陽子 所属 家政学部 家政学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/12 |
形態種別 | その他 |
標題 | 時代を超える教師の営み
―大正期裁縫科実践研究が残したもの― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 家庭科教育 |
巻・号・頁 | 第75巻(12号),31-35頁 |
概要 | 裁縫科教授法研究の歴史は、明治期における朴沢三代治・渡邊辰五郎ら幾人かの先駆的指導者による開発・普及の後、大正期になると師範学校および附属小学校を中心に推進された。いずれも模範的な性格の教授法として紹介された。しかし、あるべき教育が準備されたからといって授業実践は容易に成り立つものではない。明治期に全国各地に教育会が設立され、大正期になって師範学校附属小学校主催で裁縫科の教員協議会が開催され、さらに参観旅行と称して全国の小学校を訪ね歩くようになったのも、教えるという行為が教師の主体的な営みに支えられていたことを、教師自身が自覚するようになっていたからではないかと考え、大正期の裁縫科教師の実践研究について述べた。 |
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