教員情報
     


  ナガフチ トモエ   nagafuchi tomoe
  永渕 朋枝
   所属   文学部 日本語日本文学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1991/04
形態種別 論文
査読 査読あり
標題 『護教』による人生相渉論争の再検討
執筆形態 単著
掲載誌名 国語国文
出版社・発行元 京都大学文学部国語学国文学研究室
巻・号・頁 第60巻(第4号),22-43頁
概要 明治20年代における最も重要な文学論争といわれる、北村透谷と山路愛山との人生相渉論争を、愛山主宰のキリスト教週刊誌「護教」によって再検討する。人生相渉論争は、文学を宗教のために用いようとする愛山・民友社と、このような宗教家思想からの文学の自律を考える透谷・「文学界」派との論争、という意味合いを強くもつものであった。宗教からの文学の自律という新しい視点を示し、論争年表を作成。 槇林滉二編『日本文学研究大成 北村透谷』(国書刊行会、平成10年12月)に再録。