教員情報 | |
アキヤマ マナブ
AKIYAMA MANABU 秋山 学 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 嘘をつくことに対する認識が不正行為に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 神戸学院大学心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸学院大学 |
巻・号・頁 | 6(1),29-37頁 |
担当範囲 | 研究計画立案・データ解析・論文執筆・改稿を担当 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | 黒川優美子・山本恭子・秋山学 |
概要 | 私たちは時として,自身の行為が不正行為になるか否かを明確にしないまま,その行為を行うことがあり,利己的誤りと呼ばれている。本研究では,不正行為に対する認識が利己的誤りに及ぼす影響を検討した。実験には 108 名が参加し,利己的誤りを誘発するサイコロ課題を176 試行行わせた後, 不正行為に対する認識として「嘘をつくことに対する認識尺度」に回答させた。この際,サイコロ課題における誤り回数だけではなく,報告しなければならなかったサイコロの目と,実際に報告したサイコロの目の差分から逸脱ポイントも検討した。結果として,嘘は上達しないと考える人では誤り回数が多かったものの,逸脱ポイントがマイナスとなっていたことから,単なる誤りであることが考えられた。そして,嘘は上達すると考える人や嘘に肯定的な人は,積極的に利己的誤りを行うことで利益を得るのではなく,誤りが自己の損失となる状況でなるべく正確に回答することにより,損失を回避した可能性が示唆された。 |
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