教員情報 | |
アキヤマ マナブ
AKIYAMA MANABU 秋山 学 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 他者の存在する場面における欺瞞の曖昧性が生理反応に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 神戸学院大学心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸学院大学心理学部 |
巻・号・頁 | 4(2),57-66頁 |
担当範囲 | 研究計画立案,データ解析,研究考察 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | 黒川優美子・秋山学 |
概要 | 欺瞞は私たちの日常にありふれた現象であり,時として欺瞞であると意図せず欺瞞を行うこともある。これまで黒川・秋山(2020)において,行為者にとって欺瞞かどうかが明確に認識できない意図の曖昧な欺瞞と意図の明確な欺瞞を行動反応から検討している。本研究では,黒川・秋山(2020)で分析されていない生理指標に着目し,検討を行った。この際,他者に対して意図の明確な欺瞞,意図の曖昧な欺瞞,もしくは正確な反応を行うかどうかを行為者自身が選択可能な欺瞞誘発課題を参加者に行わせ,欺瞞を行った際の心拍率(以下,HR)を測定した。その結果,意図の明確な欺瞞において欺瞞後,初期の段階において HR の減速が見られ,これは特に欺瞞回数を重ねるごとに顕著であった。一方で,意図の曖昧な欺瞞は課題を通して HR に変化は見られなかった。同様の課題を用いて行動反応を検討した黒川・秋山(2020)の研究と併せて,繰り返し欺瞞を行うごとに意図の明確な欺瞞が拡大することが示唆された。 |
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