教員情報 | |
イイクラ エリイ
IIKURA ERII 飯倉 江里衣 所属 文学部 国際教養学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/11 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 「帰国邦人団体の会報からみる満洲の記憶」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『信濃』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 信濃史学会 |
巻・号・頁 | 第67巻(第11号),45-68頁 |
担当範囲 | 49、55-57頁 |
著者・共著者 | 佐藤量、新谷千布美、菅野智博、飯倉江里衣 |
概要 | 「満洲」からの日本人引揚げ団体が刊行した会報に注目し、会報の刊行背景と内容から、引揚者が戦後どのように「満洲」体験を語り、その記憶に向き合ってきたのかを検討した論考である。なかでも私は、「満洲国」軍関係者団体である「蘭星会」と「満州国五族之墓奉賛会」が1960~1970年代に刊行した会報の分析を担当した。中国や韓国との国交正常化や会内部での世代交代を背景として、上記二団体の間には「満洲国」軍の記憶を次世代にどのように引き継いでいくかという記憶の継承をめぐり、分裂があった点などを指摘した。 |
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