教員情報 | |
タニヤマ ユウコ
Taniyama Yuuko 谷山 優子 所属 文学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/06 |
形態種別 | その他 |
標題 | 日本道徳教育学会第103回大会発表要旨集「支援ニーズのある生徒のウェルビーイングの追求ーA高等学校におけるアクションリサーチからー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本道徳教育学会第103回大会発表要旨集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本道徳教育学会第103回大会委員会 |
著者・共著者 | 谷山優子 |
概要 | A高等学校は、令和元(2019)年度より、X県教育委員会の「高等学校における通級による指導実践研究事業」を受託し、対象生徒の決定から特別の教育課程の編成、通級における指導の工夫、全教職員への特別支援教育研修など試行錯誤しながら取り組んできた。もともと、進路に向けて一人一人の能力を伸ばそうと教育課程を編成していたA高等学校は、通級指導の拠点校となったことを機会に、すべての生徒の高校卒業後のウェルビーイングについて、特別支援教育の視点で課題を出し合うなど全教員の意識が変化してきた。通級の取り組みや教員へのアンケート調査や聞き取り調査から、「将来、働くとき困らないようにするためどうしたらいいのか」という点が教員らの気がかりであることが明らかになった。 主体的に自己の力を可能な限り伸ばし、多様な子供一人一人のウェルビーイングを追求する道徳科の授業や道徳教育が、高等学校の教育にこそ、より求められると考える。 |
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