教員情報 | |
タニヤマ ユウコ
Taniyama Yuuko 谷山 優子 所属 文学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/02 |
形態種別 | その他 |
標題 | 小・中学校と連携した高等学校における通級指導の実践 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 自費出版(令和5年度公益財団日本教育公務員弘済会本部奨励金助成研究冊子) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 自費出版(令和5年度公益財団日本教育公務員弘済会本部奨励金助成研究冊子) |
巻・号・頁 | 1-10頁 |
著者・共著者 | 谷山優子 |
概要 | X県では、平成30年(2018)年度から、「高等学校における通級による指導実践研究事業」を9校から実施、学校の特色と生徒の教育的ニーズに応じた特別の教育課程の編成や指導方法の工夫・改善について研究を進めてきたという経緯がある。令和5(2023)年度は、拠点校21校、巡回校18校、計39校での実施である(X県教育委員会,2021)。
X県立A高等学校(全日制・総合学科)では、校長のリーダーシップのもと、令和元(2019)年度からこの事業を受けて通級による指導が開始された。A高等学校では、対象生徒の決定から特別の教育課程の編成、指導の工夫、全教職員への特別支援教育研修など試行錯誤しながら取り組み、通級による指導の充実を図ってきた。高等学校が中心となって発信していくことで、小・中学校の特別支援教育が生徒一人一人の就労という出口を意識した指導、社会で生きていく力として働くということにつながっていることが鮮明にあぶりだされたと考える。このような実践は、少なく貴重な試みであるといえよう。 |
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