教員情報 | |
ナガフチ トモエ
nagafuchi tomoe 永渕 朋枝 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/05 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 透谷における『我』と『他界』 |
執筆形態 | 分担 |
掲載誌名 | 『透谷と現代――21世紀へのアプローチ』(北村透谷研究会編) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 翰林書房 |
巻・号・頁 | 262-277頁 |
著者・共著者 | (分担執筆)桶谷秀昭、平岡敏夫、佐藤泰正、小澤勝美、北川透、斎藤和明、新保祐司、鈴木一正、関谷博、高堂要、冨岡幸一郎、永渕朋枝、西谷博之、橋詰静子、古田芳江、堀部茂樹、槇林滉二、藪禎子、蘭明 |
概要 | 北村透谷が、21世紀を迎える現代といかに関わるかを探る、全372頁の著中の論文。透谷の「近代的自我」といわれてきたものは、「他界」との関係に目をつぶった一面にすぎない。透谷の「内部生命」は、「神」からの感応を「我」が「之を感ずる」という側から究明したものである。透谷は「人類に対する濃厚なる同情」を持つとともに、「他界」を含む世界観の中に「我」を位置づけ、同時に、現実世界の奥を切り拓いて新しい世界を構築しようとしたのである。(依頼論文) |
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