教員情報 | |
イケダ アヤネ
IKEDA AYANE 池田 彩音 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/08 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「『夜の寝覚』の「あえか」な寝覚の上造型―「なびく」と夕顔・浮舟・女三の宮の関係をめぐって―」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 立命館文學 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 663、p.1-11 |
概要 | 『夜の寝覚』の女主人公寝覚の上(中の君)に用いられる、弱々しさを表す「あえか」という言葉と、「なびく」という行動を関連づける男君の発想が、『源氏物語』の夕顔や女三の宮の「あえか」「なびく」を用いた描写と重なることを指摘し、夕顔と似た造型ながら「なびく」ことに抵抗しようとした浮舟と寝覚の上の関連性を提示した。ここから、『源氏物語』の夕顔・女三の宮・浮舟の系譜に、寝覚の上が連なる存在であることを論じた。
【関連授業科目:日本語日本文学演習、日本文学史、古典文学講読、卒業論文】 |
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