教員情報 | |
ヤマウチ ノリユキ
YAMAUCHI NORIYUKI 山内 紀幸 所属 文学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/10 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 職業教育の終焉:日本における積極的普通教育のすすめ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 近代教育フォーラム (教育思想史学会編) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 教育思想史学会 |
巻・号・頁 | (第23号),29-38頁 |
概要 | 戦後の日本では、日本的学校「普通教育」と企業内「職業教育」という「重ね餅システム」が機能してきた。しかし産業構造の変化により、そこで求められる主体性、実行力、問題発見力、創造力、柔軟性、状況把握力といった汎用的なコンピテンシーは、就職後の研修プログラムではほとんど育成不可能となってきたのである。職業教育の終焉である。これに対して、私たちが向かうべき方向は、3つである。①消極的普通教育、②キャリア教育の導入、③積極的普通教育。③の積極的普通教育を考える際に、1930年代に行った川喜田の構成教育の構想や「考現学」実践は、普通教育の教科の授業の在り方を変える視点を有しているように思える。
【関連授業科目:教育原理、教育史、教育課程特論】 |
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