教員情報 | |
フジタ フユコ
Fujita Fuyuko 藤田 冬子 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/04 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 長期ケア施設である特別養護老人ホーム入居者のエンドオブライフケア |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 老年精神医学雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 株式会社ワールドプランニング |
巻・号・頁 | 35(4),343-350頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 本研究の目的は,特別養護老人ホーム(以下,特養)入居者のエンドオブライフにおけるケアニーズの構造を明らかにし,入居時から死亡までのケアニーズに基づくケアの体系化への示唆を得ることである.特養での看護経験があるエキスパート看護師36人を対象にフォーカスグループインタビューを実施し,語られた118事例を質的帰納的に分析した.特養入居者のエンドオブライフのケアニーズは,【いつもと違う症状を言語で表出できない】【身体機能が低下し続け新たな健康障害が生じる】【痛みと意欲低下により動くことが難しい】【嚥下機能が低下し満足できる食事摂取が難しい】【不安で気持ちが落ち着かない】【安らかに最期までなじみの場で過ごすことが難しい】の6カテゴリーが互いに影響し合い,コンフォートな状態を目指す際のケアの必要性が拡大していく構造が示された.その根本には,避けることができない老衰がある.生活の延長線上で死を迎えるまで,急変の回避や苦痛の低減などを意図した高度な予後予測と適切な判断をもとに,長期的にケアニーズを充足する援助が必要である. |
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