教員情報 | |
ホリエ ユウジ
HORIE YUJI 堀江 祐爾 所属 文学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/02 |
形態種別 | 論文 |
標題 | アメリカにおける文学を核にした国語科指導 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 兵庫教育大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第14巻(第2分冊),39-52頁 |
概要 | アメリカ合衆国の国語教育界においては,80年代より「文学を核にした指導」の重視が提唱されている。いわゆる〈ホール・ランゲージ〉もこの「文学を核にした指導」の一種である。本論では,「文学を核にした指導」の特色を明らかにするために,Wiseman D.L.の Leaning to read with Literatureを取り上げ,そこに示された指導例を分析した。考察を通して,「文学を核にした指導の重視」が求める変化が,次の3つの柱を持っていることを明らかにした。(1)「基礎読本の指導」から「文学,つまり,分断されていない,自己完結した,意味世界をしっかりと構築できる作品・書物を核にした指導」への変化。(2)「管理者」としての立場から「支援者,ガイド役」への教師の姿勢・立場の変化。(3)学習の「結果」ではなく「過程」を重視することへの変化。
【関連授業科目:小学校基礎演習、教育学購読】 |
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