教員情報 | |
アズマ マスミ
AZUMA MASUMI 東 ますみ 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 2型糖尿病の壮年期男性有職者に対するセルフマネジメントの向上を目的とした遠隔看護の有用性に関する研究
(博士論文) |
執筆形態 | 単著 |
出版社・発行元 | 兵庫県立大学 |
概要 | 糖尿病は、これまでの生活習慣と密接な関わりがある。そのため、過去の日常生活行動を変容させるためには、生活者のとしての視点が重要となる。本研究では、セルフモニタリング・自己評価・自己強化のセルフレギュレーションプロセスを繰り返しながら、糖尿病療養にとって望ましい日常生活行動へと変容することをセルフマネジメントとした。
2型糖尿病の壮年期男性有職者に対するセルフマネジメントの向上に遠隔看護が有効であるか検証した。その結果、定期的な外来診療に加えて、携帯電話やパソコンを使用した、生活行動が記録できる遠隔看護支援システムによる遠隔看護ケアを提供することは、糖尿病に罹患した壮年期男性有職者のセルフマネジメントの向上に有用であった。具体的なケア提供としては、①療養生活の中で問題や疑問が生じた時、あるいは解決策を求めてきた時など、個々のニーズに応じた最適なタイミングで介入すること、②積極的なアプローチよりも、セルフレギュレーションプロセスを側面から支援し、主体性を尊重することが有効であった。 A4判 全143頁 |
|