教員情報 | |
サトウ ヒロキ
Sato Hiroki 佐藤 浩樹 所属 文学部 教育学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 社会科教育の意義・価値に関する大学生の意識 -小学校社会科に対する意識を中心として- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 地理教育研究 |
出版社・発行元 | 全国地理教育学会 |
巻・号・頁 | (16),17-24頁 |
概要 | 本稿は、大学生の社会科に対する意義・価値に関する意識(有用意識)について、特に小学校社会科に対する意識を中心に調査し、その結果について考察を行ったものである。その成果は以下のようにまとめられる。
①大学生は、社会科の本質に関わる意識において小・中学生よりも有用意識が高い。 ②小学校社会科に対する大学生の有用意識は、小学生と比較すると、社会問題解決的有用意識が高い。 ③小学校社会科に対して大学生が高く評価した学習は、地域学習と地理的学習である。 ④大学生は、地域学習に対しては地域を学ぶことを全体的に有用であると意識しており、地理的学習に対しては基盤としての地理的知識・技能や生活実用的有用性を強く感じている。歴史的学習に対しては人間形成的有用意識を感じている学生もいるが最も高いのは中・高での学習や受験に対する有用意識である。公民的学習に対しては、生活実用的有用性とともに政治・社会への関心のきっかけとして有用意識を感じている。 |
|