教員情報 | |
タニヤマ ユウコ
Taniyama Yuuko 谷山 優子 所属 文学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科紀要「教員が考える子供たちに育成したい資質・能力:教員アンケート調査の分析から」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 臨床教育学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科 |
巻・号・頁 | (26),17-32頁 |
著者・共著者 | 谷山優子 |
概要 | 本研究は、情報化、グローバル化、少子高齢化が進むこれからの社会を生きる子供たちに、学校現場の教員は、どのような資質・能力を育成する必要があると考えているのかについて明らかにすることを目的とする。小中学校の教員にアンケート調査を実施した。結果、教員が取り組ませたい教育の上位は、「キャリア教育(48.9%)」、「インクルーシブ教育(47.4%)」、「防災教育・安全教育(44.3%)」であった。また、その理由についての自由記述からは、「生き方」、「めざす社会」、「社会的スキル」、「守り伝えるべきもの」、「命・倫理」の5つのカテゴリーが見いだされた。教員は、子供たちに、命を大切にし、自立し、多様な他者と協調しながら、社会の一員として主体的に生きる術を身につけ自分らしい生き方を実現させてほしいと考えていることが明らかとなった。どの子供にも自分や他者を大切にし、自分らしく生きていく力を育成するために、一人一人に自分の生き方を考えさせることが重要である。 |
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