教員情報 | |
ゴトウ マサヒロ
gotou masahiro 後藤 昌弘 所属 家政学部 管理栄養士養成課程 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | カロテノイド高含量バレイショ新品種「ながさき黄金」の育成 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 長崎県農林技術開発センター研究報告 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (9),55-90頁 |
著者・共著者 | 坂本悠・森一幸・松尾祐輝・向島信洋・渡邊亘・草原典夫・田宮誠司・中尾敬・龍美沙紀・林一也・綿貫仁美・奈良一寛・山崎薫・後藤昌弘・茶谷正孝 |
概要 | 「ながさき黄金」は,カロテノイドを含み良食味で複合病虫害抵抗性の品種の育成を目標とし,2004年春作に,高でん粉,ジャガイモシストセンチュウおよびジャガイモYウイルス抵抗性で青枯病抵抗性の「西海35号」を母,青枯病に強く,大いもで多収の「西海33号」を父として交配し,交配種子を得た.2004年秋作に交配種子を播種して選抜を開始し,2007年春作からは「長系132号」の系統名を付して,収量性,病虫害抵抗性,系統適応性について検討,2008年秋作から「西海37号」の地方番号を付し,さらに特性を調査した.その結果,病虫害抵抗性や外観,品質に優れることから2015年2月に品種登録の出願を行い,2015年7月に出願が公表された.カロテノイド含量は「デジマ」より多く,肉色は黄で,蒸しいもの肉質は“やや粉~粉質”,食味は“やや良~中”である.高でん粉で,春作産はフレンチフライに適する。 |
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