教員情報 | |
ナガフチ トモエ
nagafuchi tomoe 永渕 朋枝 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 藤村「嵐」の評判 ―所謂「心境小説」の読まれ方― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 叙説 |
出版社・発行元 | 奈良女子大学文学部国語国文学会 |
巻・号・頁 | (第33号),231-243頁 |
概要 | 藤村「嵐」の幅広い同時代評を調査することによって、大正末期に盛んに論議された「心境小説」の定義に関わって、「嵐」が多様な評価を受けたことを検証した。「嵐」の評判の理由は、「嵐」が、体験という権威の裏付けをもって、父親の子育てという聖化されやすい題材を、詩的、道徳的、理念的に描き、父親の心境に焦点を絞りながら同時に、時代の関心に応えたことにあったのである。全集未収資料も紹介。(依頼論文) |
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