教員情報 | |
イノウエ カツシ
INOUE KATSUSHI 井上 勝志 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/01 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 『賀古教信七墓廻』の上演年代 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 近世文藝 |
出版社・発行元 | 日本近世文学会 |
巻・号・頁 | (85),1-13頁 |
概要 | 従来元禄期の作とも考えられてきた近松作『賀古教信七墓廻』に、宝永五年から六年にかけて行われた大内造営の当て込みや、同時代の歌舞伎狂言や役者の芸の摂取、さらに大念佛寺の十菩薩来迎法要からの影響を指摘した。本作を宝永期の作と位置づけることで、あえて古めかしい脚色を施して、かつての盟友とも言うべき歌舞伎役者の老いや死を、浄瑠璃作者として大坂の地から見つめる近松の視点を確認した。 |
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