教員情報 | |
オオブチ ユミ
OBUCHI YUMI 大淵 裕美 所属 家政学部 家政学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/04 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 妊婦・授乳婦における嗜好品摂取の悩みと楽しみ――現代日本の出産・育児に関する文化社会学的研究」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『平成21‐22年度嗜好品文化研究会研究奨励事業報告書』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 嗜好品文化研究会 |
担当範囲 | pp.1-20 |
著者・共著者 | 大淵裕美 |
概要 | 妊娠中の「望ましい飲食物」という規範が、女性たちの情動にどのような影響を与えるかについてインタビュー調査をもとに解明した。具体的には、「自分は好きだが、胎児のためには良くない」という認知的不協和をどのように解決しているかを実証的に検証した。その結果、女性たちは、「自分たちが意識的・自発的に欲するもの」を摂取する場合に、罪悪感と満足感という両義的な情動を抱えることが明らかになった。加えて、逸脱的な摂取行動に対する罪悪感の解決方法として、飲食物の意味づけや摂取行動を柔軟に変化させていることが示唆された。
【関連授業科目:家族関係学、くらしの社会学、社会調査法】 |
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