教員情報 | |
イノウエ カツシ
INOUE KATSUSHI 井上 勝志 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/02 |
形態種別 | その他 |
標題 | 近松の手柄――男の物語、女の情―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国立劇場第223回文楽公演解説書 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
巻・号・頁 | 27-29頁 |
概要 | 近松門左衛門が宇治加賀掾に提供した『世継曾我』と、竹本義太夫に提供した『出世景清』において、それぞれ曾我兄弟、景清の物語は済んだこととして、曾我兄弟に対する虎・少将、景清をめぐる阿古屋・小野姫の物語が始まり、彼女たちの情が細やかに語られることを指摘した。また、『曾根崎心中』においても徳兵衛の物語が終わったところからおはつの情が語られ、「恋の。手本」として書き上げた近松の意図を推察した。 |
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