教員情報 | |
ナカオカ アキコ
NAKAOKA AKIKO 中岡 亜希子 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 日本語版Nurse Competence Scale (NCS)の信頼性と妥当性の検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本医学看護学教育学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本医学看護学教育学会 |
巻・号・頁 | 27(2),9-16頁 |
担当範囲 | 研究代表者と共に、データ収 集、データ分析を行い、考察を検討 |
著者・共著者 | ◎細田泰子・中岡亜希子・片山由加里 |
概要 | 本研究は、Nurse Competence Scaleの日本語版を作成し、その信頼性と妥当性を検討することを目的とした。尺度の翻訳はバックトランスレーションを行い、開発者により翻訳妥当性が確認された。10年以上の看護職の経験がある7名の評者を対象に内容妥当性指数を算出した結果、平均0.94であった。内容妥当性の評価をもとに検討し、日本語版Nurse Competence Scaleを作成した。経験年数3年以上の看護師を対象とし日本語版Nurse Competence Scaleと日本語版Six-Dimension Scaleを用いた質問紙調査を実施し、205名から有効回答を得た。日本語版Nurse Competence Scaleの下位尺度のCronbach'sα係数は、0.81~0.93であり、内的整合性が確認された。確認的因子分析を行った結果、適合度指標は受容可能な水準を満たした。日本語版Nurse Competence Scaleと日本語版Six-Dimension Scaleの総得点間の相関係数は0.77(p<0.01)であり、下位尺度間では0.37~0.68の相関がみられ、併存的妥当性が確認された。以上より、日本語版Nurse Competence Scaleは一定の信頼性と妥当性が得られ、日本の看護師のコンピテンスを測定する尺度として使用可能と考える。 |
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