教員情報 | |
オオモリ マサコ
ohmori masako 大森 正子 所属 家政学部 家政学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/01 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 立体映像の飛び出し認知限界に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本衛生学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本衛生学会 |
巻・号・頁 | 71(1),12-18頁 |
担当範囲 | 実験 |
著者・共著者 | 吉川一輝,大橋拓実,小嶌健仁,本多悠真,石尾広武,高田真澄,大森正子,宮尾克 |
概要 | マルタ十字の視標による視差1.0°–6.0° まで変化させたときの飛び出し認知限界を年齢層別に検証した。本実験の結果から3D テロップの飛び出し視差は2.0° 以内であれば,86% の被験者が認知できた。年齢層
別に見ると,若年層の方が高年層よりも大きな視差で認知できた被験者の割合が大きくなった。3D テロップ に関する快適視差範囲のガイドラインは未だ定められておらず,わが国では,3D 安全ガイドラインが推奨する「快適視差範囲1.0° 以内」を準用している製品が多い。しかし,3D テロップの視差に1.0° 以内という規制をかけてしまうと,映像の飛び出しはさらに小さくなり,3D映像の魅力を半減させてしまう。コンテンツの手前に3D テロップを飛び出させる基準を2.0° 以内程度に設定することが本実験から示唆される。 |
ISSN | 0021-5082 |
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