教員情報 | |
イノウエ カツシ
INOUE KATSUSHI 井上 勝志 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 浄瑠璃正本と周縁芸能 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 文学史研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大阪市立大学国語国文学研究室文学史研究会 |
巻・号・頁 | (62),1-7頁 |
概要 | 舞の本『小袖曾我』の第四図は、「母の前で五郎時宗が一人で舞って、兄の十郎助成はそれを見ている」もので、「五郎時宗が一人で母の前で舞をまうことになって」いる「物語内容を正しく写している」のに対して、「古浄瑠璃の挿絵では兄弟二人が舞をまう絵柄になっている」のはどうしてか、という従前の議論は成立しないことを指摘した。浄瑠璃正本『小袖そか』の第四図を取りあげるには、舞の本『小袖曾我』の挿絵のあり方に立ち戻った立論がなされねばならないことを述べた。 |
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