教員情報 | |
ホリ ケイタロウ
HORI KEITAROU 堀 桂太郎 所属 総合生活学科 総合生活学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/06 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 階層的印刷漢字認識システムにおける字種を複数クラスタに登録する辞書構成法 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 電子情報通信学会論文誌(D-II) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 電子情報通信学会 |
巻・号・頁 | Vol.J78-D-II(No.6),896-905頁 |
担当範囲 | pp.899-901 |
著者・共著者 | 共著者:伊藤彰義,遠藤武,堀桂太郎,島村徹 |
概要 | 認識対象の多い漢字認識では,処理の多さが問題となるため,漢字認識の処理量低減の方法として階層的認識システムが有効とされている.しかし,一般的には,そのまま階層的認識システムを用いたのでは,総当り識別に比べ識別率が低下してしまう.そこで本論文では,構成した辞書に対して更に同一字種を複数のクラスタに存在させる辞書拡張法を提案し,これにより階層的認識システムにおける識別率の低下を防げることを報告した.また,拡張法として各種の手法を検討した結果・効率の良い手法として部分空間拡張法を提案した.これにより印刷漢字データベースを対象に階層的認識システムを構成し実験を行い,総当りによる識別と比較して,識別率を向上させると同時に処理量を約13%に低減できることを示した.
(担当部分概要)pp.899-901 拡張操作の方法として,ε-component拡張法及び,部分空間拡張法を考案した.そして,部分空間拡張法は,最も効果的な手法であることを基礎実験により示した. |
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