教員情報 | |
ホリ ケイタロウ
HORI KEITAROU 堀 桂太郎 所属 総合生活学科 総合生活学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/02 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 文字の輪郭線に着目した手書き漢字の特徴抽出法 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 電子情報通信学会論文誌(D-II) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 電子情報通信学会 |
巻・号・頁 | Vol.J82-D-II(No.2),188-195頁 |
担当範囲 | pp.188-195 |
著者・共著者 | 共著者:堀桂太郎,根本孝一,伊藤彰義 |
概要 | 従来から手書き漢字認識に有効とされている特徴抽出法である外郭方向寄与度(P-DC)は,文字の変形の仕方によっては,特徴ベクトルが大きく変動してしまう場合もある.本論文では,P-DC特徴が文字の潰れによる変形,太さ変動による変形,位置変動による変形の影響を受けてしまう場合を具体的に指摘する.そして,これらの変形に強い特徴抽出法,外郭局所的輪郭線(P-LOVE)特徴を提案した.さらに文字線を局所的に観測して,文字線の方向情報を分散,共分散の値で表現する,新しい特徴抽出法,外郭局所的モーメント(P-LM)特徴を提案した.手書き漢字データベースETL-9Bを用いた識別実験で,P-LOVE特徴とP-LM特徴は共に,P-DC特徴よりも高い識別率を得た.また,P-LM特徴が特にひらがなに有効であることを実験で確認した.
(担当部分概要)pp.188-195 基本的な発案を行い,全体に渡って中心的な役割を担いながら実験を進め,その結果を分析・考察した.また,全編を自身で執筆した. |
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