教員情報 | |
イノウエ カツシ
INOUE KATSUSHI 井上 勝志 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/10 |
形態種別 | その他 |
標題 | おみつ臆想 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国立文楽劇場文楽公演解説書 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
巻・号・頁 | (160),20-21頁 |
概要 | 近松半二作『新版歌祭文』(安永九年九月)における花嫁姿の白無垢から尼姿の五条袈裟という趣向は、菅専助・若竹笛躬・安田阿契と半二の合作である『鯛屋貞柳歳旦闙』(安永五年一月)の六冊目から採り入れられたとの指摘がなされている。さらに、『新版歌祭文』のおみつの造形にあたって、『鯛屋貞柳歳旦闙』六冊目を仲立ちとして、近松門左衛門作『今宮の心中』(正徳元年夏(推定))のおきさが半二自身の発想の起点にいたのではなかったかということを述べた。 |
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