教員情報 | |
モリ ナオヤ
mori naoya 森 尚也 所属 文学部 英語英米文学科 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/06 |
形態種別 | 著書 |
査読 | 査読あり |
標題 | "Becoming Stone: A Leibnizian Reading of Beckett's Fiction" |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Samuel Beckett Today/Aujourd'hui "Borderless Beckett/Beckett sans frontière" |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | Brill |
巻・号・頁 | 19,201-210頁 |
担当区分 | 責任著者 |
国際共著 | 国際共著 |
著者・共著者 | Minako Okamuro, Naoya Mori, Bruno Clément, Sjef Houppermans, Angela Moorjani, and Anthony Uhlmann編: J. M. Coetzee, Enoch Brater, Mary Bryden, Bruno Clément, Steven Connor, S. E. Gontarski, Evelyne Grossman, and Angela Moorjani, Shane Weller, Naoya Mori, 他 |
原著者 | Naoya Mori |
概要 | Borderless Beckettに掲載されたもの。著者が一貫して追及しているサミュエル・ベケットにおける哲学者ライプニッツの影響を論じたもので、この論文では、少年マロウンの石への偏愛、モロイの石しゃぶり、マックマンの転がる石に焦点を当て、ベケットの特異な石や砂の表象やその運動にデカルト的機械論ではなく、ライプニッツ的な運動力学とモナドロジーを読み込んだ。ライプニッツはモナドの基本的機能を「表象」(perception)と「欲求」(appetition)と呼ぶが、転がる石であるマックマンは“cognition and volition”(認識と意志)と呼ぶのである。ベケットがモナドを表象した証左である。 |
ISBN | 978-90-420-2393-2 |
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