教員情報 | |
ナガフチ トモエ
nagafuchi tomoe 永渕 朋枝 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/05 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 藤村『春』執筆当時の透谷像 |
執筆形態 | 分担 |
掲載誌名 | 『北村透谷とは何か』(北村透谷研究会編) |
出版社・発行元 | 笠間書院 |
巻・号・頁 | 160-168頁 |
著者・共著者 | (分担執筆)芦谷信和、李淙煥、岩田恵子、桶谷秀昭、小澤勝美、尾西康充、亀井妙子、川崎司、北川透、佐藤善也、佐藤泰正、清水均、新保祐司、鈴木一正、鈴木貞美、高橋直美、武田健、永橋禎子、永渕朋枝、橋詰静子、平岡敏夫、藤沢周、古田芳江、堀部茂樹、槇林滉二、宮里立士、藪禎子 |
概要 | 「北村透谷とは何か」を改めて問う、全280頁の著中の論文。藤村の『春』は、作品に描かれた明治20年代ではなく、執筆時の明治40年代初頭における文学状況や透谷評価に重なるように、透谷像である「青木」を造形している。自然主義文学の「先駆者」という執筆当時の透谷の位置づけは、必ずしも適切な位置づけではないが、当時における透谷の意味はそこにこそあった。「透谷とは何か」という問いは、問う時代にとっての透谷の意味、問う時代そのものを問うことにほかならない。(依頼論文) |
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