教員情報 | |
モリモト トモミ
morimoto tomomi 守本 智美 所属 文学部 教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/09 |
形態種別 | その他 |
査読 | 査読あり |
標題 | レイモン・ペイネについて―作家のメッセージと作品の雰囲気の分析― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 大学美術教育学会研究発表概要集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 大学美術教育学会 |
巻・号・頁 | 67-67頁 |
著者・共著者 | 守本智美 |
概要 | レイモン・ペイネの作品のメッセージとは何か、またそれが鑑賞者に伝わっているか、さらにペイネの作品が持つ雰囲気を明らかにすることを目的とし、資料の検討や、鑑賞者に「活動的快」、「非活動的快」、「親和」の3つの項目について5段階評価のアンケートを実施し統計的に処理した。その結果、ペイネが作品に込めたメッセージで鑑賞者が一番強く感じているものは「愛」であった。さらにペイネの11のメッセージと、鑑賞者の作品の印象の相関分析をした結果、ペイネが作品に込めた「平和」「幸せ」「優しさ」「安らぎ」「明るさ」「あたたかさ」の6つのメッセージは、一つの大きな強いつながりをもったイメージとして、鑑賞者に強い印象を与えていた。また美術の鑑賞習慣のある方が「バラ色の人生」というペイネのメッセージが5%水準で優位さがみられた。また、ペイネの作品が持つ雰囲気は、「愛らしい」が「親和」の雰囲気の中で一番強かったばかりでなく、他の肯定的感情の中でも一番強く、ペイネの作品の主たる雰囲気を形成しており、ペイネの作品は仲の良い恋人が中心の「愛らしい」作風であることが明らかになった。A1パネル2枚。発表概要A4、1枚。 |
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