教員情報 | |
スナモト フミヒコ
SUNAMOTO FUMIHIKO 砂本 文彦 所属 家政学部 家政学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/05 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 京城府の郊外住宅地に関する研究
明水台住宅地を巡る言説と空間を中心に (韓国語論文、日本語併記) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ソウル学研究 |
出版社・発行元 | ソウル学研究所 |
巻・号・頁 | 35,147-246頁 |
概要 | 近代の京城では、東京や大阪と同じように憧れの郊外生活が語られて、郊外に住宅地が拡がったというのが定説であった。筆者は、新たな研究手法を提示、研究を進めることで、京城の城外を憧れの場として住宅地化した時期は1930年代半ばまでで、それ以降は土地区画もまともにしないまま住宅地開発が進んだ投機的状況が訪れていたことを、多面的に検討した。また、1930年代の郊外住宅地の典型であった明水台住宅地のおよそ十年間に及ぶ住環境、社会構成の変化を分析することで前述の事実を傍証した。さらに1930年代末には明水台住宅地では社会福祉事業的な共同住宅建設があったことを指摘した。
(100頁) |
|