教員情報 | |
モリ ナオヤ
mori naoya 森 尚也 所属 文学部 英語英米文学科 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/05 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 「追放者のトポロジー――ベケットと運動のエチカ」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | サミュエル・ベケット展 図録 ̶ ドアはわからないくらいに開いている |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 早稲田大学演劇博物館 |
巻・号・頁 | 94-99頁 |
総ページ数 | 119 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | サミュエル・ペケット(久米宗隆訳)、菊池慶子、松井茂、国宝美奈子、長鳥寛幸、久米宗隆、岡室美奈子山崎健太、多木陽介、小崎哲哉、鈴木理策、宮沢章夫、小野正嗣、いとうせいこう、佐々木敦、森尚也、西村和泉 |
概要 | ベケット演劇は、東日本大震災をふくめ世界各地の震災や戦争など危機的状況下で上演されてきた。第二次大戦後1948年ごろに書かれた『ゴドーを待ちながら』は、シュールな設定ではあるが、実は飢えや戦争の痕跡、ホロコーストの記憶などベケットの戦争体験もひそかに織り込まれている。ベケット演劇を「共生」という視点から捉えなおしたのが早稲田大学演劇博物館で開催されたベケット展「ドアはわからないくらいに開いている」であった。
ベケット展の図録として出版された本書で、筆者は「追放者のトポロジー―ベケットと運動のエチカ」を寄稿した。ベケットの主人公たちはこの世界に放り出された追放者であり、そのなかで動き続けることを一種の倫理としてもっていることを論じた。 |
researchmap用URL | https://researchmap.jp/naoyamori/%E8%B3%87%E6%96%99%E5%85%AC%E9%96%8B/ |
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