教員情報 | |
シミズ ヤヨイ
shimizu yayoi 清水 弥生 所属 健康福祉学部 社会福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 外国人労働者の労働環境と包摂を考える~ドイツの事例から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 神戸女子大学健康福祉学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 15,1-18頁 |
著者・共著者 | 清水弥生 |
概要 | 介護に関する日本の在留資格は「特定活動(経済連携協定EPA)」、「介護」、「技能実習」「特定技能」と4つになり、その他永住者や留学生等も働いている。本稿は、外国人介護労働者の労働環境を検討し包摂のための政策を考えることを目的としている。
外国人介護労働者に関する統合政策を考えるため、まず2つの在留資格、技能実習と特定技能の特徴を整理する。次に、日本と同じく介護保険制度があり外国人労働者の受け入れの点で比較的条件の似ているドイツの事例を参考にするため、外国人介護労働者と管理者のインタビュー調査を実施した。近年の法改正により介護看護労働者に手厚い教育を実施するドイツの政策は、日本の外国人介護労働者の定着と能力の向上に役立つと思われる。 今後、日本でも高齢者に対するケア、特に認知症ケアの前提となる語学能力や介護技術向上のための研修等と共に、長期に居住する移住労働者を公的に支援し包摂するような施策が必要となる。 |
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