教員情報 | |
ノグチ カズミ
Noguchi Kazumi 野口 和美 所属 文学部 国際教養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 米国国際保健外交政策における民間財団の影響 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 神戸女子大学文学部紀要 |
概要 | 2016年から開始される『持続可能な開発のための目標』は、17項目あり、ひとつの項目に約10もの目標が設定されている。『ミレニアム開発目標』に引き続き、保健医療に関連する目標は第3番目に設定されている。世界エイズ・結核・マラリア対策基金 拠出割合においては、米国の新しい財団であるビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の拠出額は、米国、フランス、イギリス、ドイツ、日本、EUに次ぐものである。このように民間財団の役割が国際保健政策策定段階で増してくると、政府開発援助の役割は、今後どのようになるのか危惧する。また、民間の利益主導の国際保健活動になると、民間利益を優先されることになるのではないかということも危惧される。 |
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