教員情報 | |
ムラタ ミチヒト
murata michihito 村田 路人 所属 文学部 史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1991/09 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 「役の実現機構と夫頭・用聞の役割」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本史研究』349号 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (349),1-30頁 |
概要 | 17世紀中期以降、幕府は摂津・河内両国の幕領・私領村々に国役普請人足役を課していたこと、摂河泉播4ヵ国の幕領には大坂城や幕府蔵の修復役などを課していたことを指摘した上で、これらの役は、実際には所領ごとの役請負人が果たしていたことを明らかにするとともに、この役請負人は、それぞれの所領の領主に抱えられていた用聞と一致する場合が多かったことを明らかにした。これらをもとに、近世支配において、武士でも百姓でもない中間介在者が「支配の請負人」として不可欠の役割を果たしていたことを指摘した。
【関連授業科目:日本史特殊講義】 |
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