教員情報 | |
キノシタ フミタカ
KINOSHITA FUMITAKA 樹下 文隆 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/07 |
形態種別 | 論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 能の諸相--古典摂取による表現技巧 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 芸術研究 |
出版社・発行元 | 広島芸術学会 |
巻・号・頁 | (11),21-31頁 |
概要 | 能の文学的、劇的達成に不可欠の古典摂取の方法を解明することが作者考定の材料として有効であるという問題提起を試み、『源氏物語』を例に、≪葵上≫≪浮船≫≪松風≫≪隅田川≫≪朝顔≫≪胡蝶≫の6曲を取り上げ、素人の作品が物語世界の再現にとどまるのに対し、能役者の作品には、複数の物語を取り込んで新たな物語世界を構築する傾向が作者の個性として指摘できることを論じた。 |
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