教員情報 | |
モリ ナオヤ
mori naoya 森 尚也 所属 文学部 英語英米文学科 職種 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 著書 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 「絵画と詩とモナドロジー—手紙と日記から見たベケットの詩学形成」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『ベケットを見る八つの方法』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 水声社 |
巻・号・頁 | 177-194頁 |
総ページ数 | 385 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 森 尚也 |
概要 | 本書は2006年早稲田大学で開催された国際シンポジウムBorderless Beckettの選集で、岡室美奈子、川島健による編集である。『ベケットを見る八つの方法』というタイトルは、2003年ノーベル文学賞を受賞した、南アフリカ出身のJ. M. クッツェーによる特別講演のタイトルである。
筆者の「絵画と詩とモナドロジー—手紙と日記から見たベケットの詩学形成」は、「具体から抽象へ」というベケットの生成論的草稿研究の成果をふまえ、ベケットの詩学がどのように形成されたかを考察。トマス・ア・ケンピスの静寂主義的キリスト教をベケットが拒否し、ライプニッツ的「自己充足プログラム」(モナドロジー)を選択したことが、書簡に記されている。ベケットは、ゲーテ「冬のハールツの旅」から自身の詩「禿鷲」とバルマーの絵画「赤の頭部像」の共通点としてモナドロジーを書簡で論じているが、彼の創作の根源には「モナドの光」という言葉があった。それはベケットの死後に発見された日記に記されていた言葉であり、その意味を探求したのが本論である。 |
ISBN | 978-4-89176-898-0 |
AmazonURL | https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E3%83%99%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%82%8B8%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95&rh=n%3A465392%2Ck%3A%E3%83%99%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%82%8B8%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95 |
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