教員情報 | |
キノシタ フミタカ
KINOSHITA FUMITAKA 樹下 文隆 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/10 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 地方諸藩に見る能役者の活動-萩藩・岩国藩の江戸初期演能記録を中心に- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際日本文学研究集会会議録 |
出版社・発行元 | 国文学研究資料館 |
巻・号・頁 | (19),156-170頁 |
概要 | 将軍綱吉時代が空前の能楽全盛期だったことはよく知られているが、従来の研究ではその理由を綱吉個人の能楽耽溺の性癖に求める傾向があった。本稿は、萩藩とその支藩である岩国藩の江戸初期における能楽記録を紹介し、綱吉時代以前における地方の能楽整備の進展が、結果的に綱吉時代を将来するに至ったのであると結論づけた。同時に、萩藩の場合は戦国毛利家の能楽愛好の伝統が江戸初期にも衰えなかったことを指摘した。 |
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