教員情報 | |
カイマス マサトシ
Kaimasu Masatoshi 貝増 匡俊 所属 家政学部 家政学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/02 |
形態種別 | 研究紀要 |
標題 | クリッカーをエビデンスとして活用した授業実践報告
被服管理学における学習者同士が学び合う・振返りを繰返す学び |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教職課程研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸女子大学教職支援センター |
巻・号・頁 | 3,26-33頁 |
概要 | 被服管理学の授業は従来,教員から学生への知識伝達型の一方向的な授業であった.学生の理解度や実験との関連性に関する意識は希薄であり,これらの課題を改善するため,授業の進め方を変えた.具体的には講義での説明は90分の授業のうち60分から70分程度にして,残った時間で課題を提示し,リフレクションペーパーとして書かせる.さらに,一部を宿題として授業外時間に取り組ませて,提出させる.これらの宿題の一部を試験問題とする.いわば,繰り返し学習内容の省察を行うような授業設計を行った.この中でクリッカーを使って,学習状況を把握した結果,一連の学習により,課題に取り組む時間に関して,30%を超える学生が課題を取り組むのに1時間以上授業外で学習し課題を取り組んでいた.この結果,ほとんど全ての学生が気付きをあったことがわかった.すなわち,授業外での学習の必要性と繰り返し省察を図ることで深い学びがあったことが推測できる. |
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