教員情報 | |
ノグチ カズミ
Noguchi Kazumi 野口 和美 所属 文学部 国際教養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/08 |
形態種別 | 著書 |
標題 | "Impact of Government-Foundation Collaboration: Health Care System Development in Post-war Japan," in Liping Bu and Ka-cha Yip (Eds.). Public Health and National Reconstruction in Post-War Asia: International Influences, Local Transformations |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | Routeledge |
巻・号・頁 | 112-131頁 |
著者・共著者 | Edited by Liping Bu and Ka-cha Yip |
概要 | 第2次世界大戦後のロックフェラー財団の日本の公衆衛生制度確立支援について、公衆衛生福祉局のSamsがロックフェラー財団のMcCoy医師、日本の公衆衛生院との連携により、保健所の再構築など日本の公衆衛生の基礎が再構築されたことをガバナンス論の視点から論じた。また、現在の国民健康保険制度成立や最近の公衆衛生専門課程のある大学の設立に影響しているのではないかと論じた。ワンデル勧告により日本の保健行政が再構築されたことにも触れた。結論として、1920年代から30年代にかけてのロックフェラー財団の日本の公衆衛生に関する支援は、米国型の公衆衛生制度を日本に紹介するという純粋な目的であったと考えられるが、戦後の公衆衛生の再構築においては、冷戦下ということもあり、政治的及び戦略的外交目的が背景にある官民連携の援助であると論じた。 |
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