教員情報
     


  モリ ナオヤ   mori naoya
  森 尚也
   所属   文学部 英語英米文学科
   職種   特任教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/10
形態種別 著書
査読 査読あり
招待論文 招待あり
標題 "Beckett's Faint Cries: Leibniz's Petites Perceptions in First Love and Malone Dies"
執筆形態 単著
掲載誌名 Samuel Beckett Today/Aujourd'hui, "Early Modern Beckett/Beckett et le debut de l'ere moderne"
掲載区分国外
出版社・発行元 Brill
巻・号・頁 24(1),189-204頁
総ページ数 383
担当区分 責任著者
国際共著 国際共著
著者・共著者 Sjef Houppermans and Matthijs Engelberts編: Angela Moorjani, Danièle de Ruyter, Arka Chattopadhyay, Julie Campbell, Seán Kennedy, Melanie Foehn, Yoshiyuki Inoue, Layla M. Roesler, Everett C. Frost, Naoya Mori 他
概要 『初恋』や『マロウンは死ぬ』などのベケット作品には謎めいた「かすかな叫び」が描かれる。本論ではそれをライプニッツの無意識的知覚、すなわち微少表象の概念を使って解読する。それは聞き取れない声、知覚できないほどの変化というベケットの奇妙な表現も、微少表象の観点から説明できるのである。また『初恋』は心理学から分析されることが多かったが、筆者はライプニッツの微少表象と同時に、ダンテの地獄篇への言及も隠れていることを論じた。
ISBN 978-9042035690
researchmap用URL https://brill.com/view/journals/sbt/24/1/article-p189_12.xml?ebody=Article%20details