教員情報 | |
サエキ エリナ
SAEKI ERINA 佐伯 恵里奈 所属 心理学部 心理学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Separating the effect of verbal cue on task-set activation into stimulus- and response-related processes: An eye-tracking study |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Canadian Journal of Experimental Psychology |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | American Psychological Association |
巻・号・頁 | 77(1),45-56頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | Erina Saeki, Satoru Saito |
概要 | 本研究では、眼球運動を測定し、手掛かりが提示されてから関連刺激を見るまでの時間(刺激選択時間)と、刺激を同定してから反応するまでの時間(選択後反応時間)を切り分け、言語的な手掛かりの促進効果について詳細に検討した。実験の結果、手掛かり提示から刺激呈示までの準備時間の長短に関わらず、刺激選択時間、選択後反応時間ともに言語的な手掛かりの方が記号手掛かりよりも速いことが示された。このことから、言語的手掛かりはごく短い時間で行為の遂行に必要なすべての情報を伝達でき、このことがヒトの認知コントロールを特異的なものにしている可能性を指摘した。 |
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