教員情報 | |
ソヤマ イヅミ
SOYAMA IZUMI 曽山 いづみ 所属 心理学部 心理学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 離婚を経験した家族に対する心理教育,FAITプログラムのオンライン試行実践 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 質的心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 20(Special),S35-S42頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 曽山 いづみ, 大西 真美, 杉本 美穂, 大瀧 玲子, 山田 哲子, 福丸 由佳 |
概要 | 本研究では,離婚を経験した家族に対する心理教育である FAIT プログラムのオンライン試行実践を行い,オン
ライン実践における課題を検討した。協力者は FAIT プログラムをよく知っている 4 名(別居父 3 名,同居母 1 名) であった。実践は 2 日間に分けて行い,その後アンケート調査とインタビュー調査を行った。オンライン実践で は慣れた場所から安心して参加できる・画面越しゆえの安心感があるなどのメリットが大きく,通信環境が安定 していればプログラムの内容を伝えるには充分オンラインが活用できると考えられた。オンラインで離婚という 傷つきや葛藤の強い話題を扱うには,事前の準備を丁寧に行い「安心して話せる場」を整え,徐々に日常に戻れ るよう「終わり方」を工夫する必要があると示された。参加人数の上限やファシリテーターから発言を振ってい くことも必要で,遊びの要素を取り入れることも意味があった。適切な工夫により,オンラインでも安全に心理 教育を行える可能性が示唆された。 |
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