教員情報 | |
スナモト フミヒコ
SUNAMOTO FUMIHIKO 砂本 文彦 所属 家政学部 家政学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/12 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 観光地・上高地の形成過程と国際観光委員会における議論 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本建築学会技術報告集 |
出版社・発行元 | 日本建築学会 |
巻・号・頁 | 5,252-256頁 |
概要 | 鉄道大臣の諮問機関であった国際観光委員会の議事録を史料として、1930年代の国際観光政策に於いて議論された、上高地の観光地開発手法と自然環境保全策について明らかにしたものである。その焦点となったのは外国人向けの国際観光ホテルの建設であるが、これに付随するアクセス道路の開発においては多様な開発理念が存在し、その開発手法は一様に自動車交通に依拠した道路開発を行うものではなく、国立公園の自然との調和を踏まえたものであった。こうした議論の方向性は戦後の上高地の環境保全策の主軸となっている。(5頁) |
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