教員情報 | |
オオブチ ユミ
OBUCHI YUMI 大淵 裕美 所属 家政学部 家政学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
標題 | 「多文化共生保育の実践に関する一考察―大阪府A保育園における先駆的事例から」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『奈良学園大学紀要』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 奈良学園大学 |
巻・号・頁 | 21-31頁 |
担当範囲 | pp.21-24、27-31. 要旨、Ⅰ.問題の所在、Ⅱ.調査の概要と調査対象地域、Ⅲ-1.A保育園の概要、Ⅳ.「民族保育の話し合い」に見る民族保育のねらい、Ⅴ.結びにかえて(単著) |
著者・共著者 | (共著者)大淵裕美、オチャンテ・村井・ロサ・メルセデス、土谷長子、高木悠哉 |
概要 | オールドカマーを対象とした保育実践に着目しながら、エスニシティの多様化が進む保育現場における保育者のあり方の一端を検討した。その結果、次の2点が明らかとなった。ひとつは、文化摩擦や保育者自身のアイデンティティに踏み込んだ園内研修の重要性である。このような園内研修の実施は、多様なエスニシティやアイデンティティをもつ保護者への支援にも有効であることが示唆された。もうひとつは、保育者間での意見の相違や対立などを踏まえた「聴きあう」経験の重要性である。この経験は、保育者にとってコミュニケーション能力の醸成に一定程度寄与する可能性が示されるだけでなく、保育を享受する幼児や保護者にとっても有益であることが示唆された。
【関連授業科目:社会調査法、生活福祉論、生活プロジェクト演習、家政学を学ぶ】 |
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