教員情報 | |
ナガフチ トモエ
nagafuchi tomoe 永渕 朋枝 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 透谷の読者―藤村『春』が出るまで― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国語国文 |
出版社・発行元 | 京都大学文学部国語国文学研究室 |
巻・号・頁 | 第72巻(第3号),742-764頁 |
概要 | 透谷生前から明治40年代初頭までの文献を網羅的に調査することによって、通説とは違って、透谷は明治時代の有力誌に一定の評価を受け続けていたことを明らかにした。透谷が新体詩史に与えた影響は考えられてきたよりも大きく、透谷の評価は、思想・批評・新体詩・小説・史伝といった幅広い分野にわたっている。藤村の『春』は、煩悶の時代の先駆者として透谷・「文学界」を高く評価した、明治40年代初頭の時代の産物でもあった。 |
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